2.転職実際やってみての感想

30代男性

どうも転職おじさんです。今回は「そもそも転職のメリット・転職しないことのメリットとは?」と「転職を決めた動機、転職した時の年齢や転職による収入の変化」というお話。実際に転職を行った人間の転職のきっかけが何かの参考になれば幸いです。

まず初めに私自身転職をしてよかったな、と感じる部分は多いですがメチャメチャ強く推奨するわけではありません。既存の会社で長く務めることにもきちんとメリットはあります。家族のある身であればなおの事。転職しようかどうか迷っている人は現状に何かしらの不安・不満を抱えていると思いますが「今の会社に居続ける事のメリット」もしっかり見直しておくことは重要です。

転職のメリット・転職しないことのメリット

まずは転職しないこと(今の会社を続ける事)のメリットから、

  • 特定の分野、顧客に対してスペシャリストとなれる
  • 在籍年数が長いほうが退職金の面で有利(岸田さんのさじ加減もありますが)
  • 在籍年数が長いほうが昇進しやすい傾向の企業に勤めている
  • 社内システムや社内ルールをイチイチ覚えなおさなくて良いので楽

現在の会社に勤め続けることにもざっと書いただけでも上記のようなメリットがあります。転職には転居を伴う場合もあるので住む場所が変わらないというのも同じ会社に勤めるメリットの一つでしょうか。(転勤はあるので何ともいえませんが)子供を持つ立場になると転校が付きまとうのでおいそれと引越しする訳にもいかないですよね。

それでは転職には次に転職することのメリットはどんなことがあるでしょうか?

  • 給料がアップする(給与水準の高い企業、業種へ転職した場合)
  • 現職場の人間関係に悩んでいる場合はそれをリセットできる
  • 希望の土地に住むことができる(現在の勤務地に不満がある場合)
  • まったく違う分野の経験を積むことができる(業種、職種を変えた場合)
  • 環境の変化へ慣れる事ができる

私がぱっと思いつくのはこんな感じです。私自身住む場所にこだわりは無いのと転職するタイミングでは家族も同様に住む場所にこだわりはありませんでしたので住む土地の変化についてはあまりメリットとして実感はなかったです。でも「地元に帰りたい」「両親に近いところで働きたい」等の事情があれば働く場所・住む場所も重要なポイントですよね。個人的な意見ですが転職して一番大きな財産は「環境の変化へ慣れる事ができる」かと思っています。給料ももちろん大事なんですけどね。転職する目的は給料で問題ないですが副産物としての環境変化への慣れは腰の重いおじさんになってくるとより重要だと感じます。

転職を決めた動機、転職した時の年齢や転職による収入の変化

私は現在の会社も含め4社経験してきましたが転職時の年齢は「24歳・32歳・32歳」です。

???打ち間違いか?と思われるかもしれませんが違います。私は32歳の時に2回転職をしました。なので勤務期間が1年にも満たない会社もあります。今回詳しい事は書きませんが転職をする事でハズレを引くことはもちろんある、というのも覚えておいて欲しいです。それでは1社目からざっくり経緯を記載します。

1社目

業種:製造業(国内上場企業)

職種:営業職

年収:300~350万

勤務期間:約2年

転職理由:体調を崩し退職したため。

2社目

業種:製造業(外資系企業)

職種:営業職

年収:500~1000万

勤務期間:約8年

転職理由:人間関係と45歳以降のビジョンがその会社で想像できなかった為(激務で50歳以上の社員が極少)

3社目

業種:製造業(国内ベンチャー企業)

職種:営業職

年収:300万

勤務期間:1年未満

転職理由:入社してから判明したが雇用保険に入っていない等、色々企業として危ない面を感じた為・・・(試用期間中に退職。)

4社目

業種:製造業(外資系企業)

職種:営業職

年収:500~700

勤務期間:32歳~現在

こんな流れで職を変えてきました。年収はかなりバラツキがありますが4社とも「製造業・営業職」というのは変わらずです。この辺は転職活動の軸として重視していました。

そしてなによりお気付き頂けたでしょうか?「だいぶ後ろ向きな理由で転職している」事を。

後ろ向きな理由で転職したっていいじゃない

コロナ禍もあって昨今は人手不足の業界もあり転職自体へかなり注目が集まっている気がします。それこそ転職サイト、転職エージェント等も増えてますしCM等も多いですよね。その中では「自分の価値を高める」「スキルアップ」「キャリアアップ」等意識の高いキラキラしたワードで溢れていると思います。それに憧れたのか20代の新卒社員がすぐに転職、なんて話もニュースになったりしますね。

そんな中「自分はこんな後ろ向きな理由で転職活動をしてもうまくいくんだろうか・・・」みたいな不安を感じる方もいらっしゃるんではないでしょうか?私自身も同じ不安を転職のたびに抱えていました。

でも大丈夫です。きっと後ろ向きな理由になるのは本人の性格も影響していると思います。なにより私自身がマイナス思考の自己肯定感激低おじさんだからです。どうしても文書にすると上記のような書き方になってしまいますが、

(問題点)体調不良で退職➡(希望)ワークライフバランスの取れた仕事がしたい

(問題点)人間関係と将来への不安➡(希望)チームワークを重要とした職場で長期的に働きたい

(問題点)企業としての体制➡(希望)福利厚生の整った企業で働くことで業務に集中して取り組みたい

というような転職理由にすることもできます。現状に何らかの不満点があるので転職する訳ですし不満点というのは少なからずマイナスの要素を含みます。それをうまくプラスの方向に繋げることは言葉の言い換えで十分できます。

細かいテクニック等は今後のブログで書いていこうと思いますが、「キラキラした理由でなくても転職してもいいし転職できる」、という結語で今回は終わりです。

冒頭にも書きましたが転職を決める前に「今の会社にいるメリット」をきちんと考えることも大事だと思いますのでお忘れなく。

それではまた。

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